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2021.09.03

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ネックにつける物

 首は顔のすぐ下に位置していることから、目線が生きやすくなる場所です。このため、首には昔から様々な装飾品がつけられてきました。

 首は英語でネックneckで、これが付いた言葉で最もポピュラーなのはネックレスnecklaceです。本来laceは「紐」という意味ですから、最初は簡単に首にかけられた紐状のものがネックレスだったのでしょう。

 ネッカチーフneckerchiefは、首に巻くものを指していますが、chiefには「頭」という意味があります。時には頭に巻くことがあるため、こう呼ばれるようになりました。

 男性が首に巻くものは、日本語でネクタイnecktieと言います。英語では「首に結ぶもの」という意味で、発音はネックタイとなります。なぜ首飾りがネックレスで、こちらはネクタイなのか、分かりません。しかし、蝶ネクタイをボータイbow tieと言うように、ネクタイはタイtieという言葉だけで通じる言葉です。おそらく最初はタイと呼ばれていたものに、ネックを後付けした時、日本語で呼びやすいネクタイになったのではないかと推察できます。

 女性が上品なネックレスでおしゃれをしようとすると、どうしてもお金がかかってしまいます。いつもこれが「ネック」になります。

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