2025.09.06
ブログ
ジャンクフードとは、高カロリーで低栄養の食品のことを揶揄する言葉で、普段馴染みのあるファストフードやスナック菓子、インスタント食品などを指しています。ジャンクjunkとは「ガラクタ、屑、安物」という意味です。
とても美味しいために、つい食べ過ぎてしまいがちですが、実は肥満や糖尿病、高血圧など、様々な病気の原因になるとも言われていて、各国ではいろいろな対策がとられています。
アメリカやイギリスでは、これらの食品の子供向けの広告を規制しました。またブルガリアでは、学校の売店からスナック菓子や清涼飲料水を撤去しました。さらに、国民の4人に1人が肥満であるというルーマニアやハンガリーでは、健康増進のために政府が一部の食品を課税対象とし、ジャンクフード税を導入したのです。
日本では、国民の医療費が増大する問題を抱えています。財政再建も兼ねた、生活習慣病を減らすための方策としての「肥満税」や「ラーメン税」など、これまでは考えられなかった税が敢行されるかもしれません。好きなものが食べられないというストレスが生じるのもいけませんので、やはり高カロリーなものは、適度に摂取した方が良さそうです。
次の記事へ >